なんずdays

どんな日々も、未来への素材。

3年たって気づくこと。

 

先日,近所のお友達の家で過ごしていた時。

 

その友人の子供(小3)が,

友人にローマ字を教わっていました。

 

私はその光景を見ていて,

ふと,自分の子供のことを思いました。

 

次男が小学校2年生の夏に

元夫は不倫をして出て行った。

 

私が今見ているこの光景の女の子よりも

次男が小さいときに

元夫はいなくなったんだ。

 

当時の私は,「自分が」裏切られた衝撃が大きすぎて

自分のことしか考えられなかったし,

 

これまでの私も

今こうして,ほかの親子のやりとりを見るまで

当時の次男の気持ちになることなんて

まるっきりできていなかったということに

気づきました。

 

当時4年生の長男は涙ひとつ見せなかったけど

泣きじゃくる次男と私の姿を見て

グッとこらえていた感情はどれほどだったかと思うと

 

この子たちにとって,父親がいなくなるという事実は

どれほど傷ついたことだろう。と,

あまりにも悲しくなって,申し訳なくなって

 

生活なんてどうにでもなる,とわかった今,

生活を守ることしか考えられなかった当時の自分の

器の小ささを悔い,

 

あれから3年もたったその日の夜,

次男に謝りました。

 

謝りながら,

当時,もっと前向きになれなかった自分を

責めました。悔いています。

 

次男は,今の状況を認めてくれました。

「俺はもう全然大丈夫だよ。ママとパパはこうなっちゃったけど

 そのおかげでママはお料理をがんばるようになったり,

 俺も色々できるようになってきたし。

 サッカーではママに迷惑かけちゃってるけどね。」

 

 

長男とはまた,ゆっくり話したいです。

 

 

3人での生活は,忙しいけれど

心は安定しています。

 

子供たちをこれ以上傷つけることのないように,

「親として」というよりも,

「人として」穏やかに生きて行きたいと思います。 

 

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写真は次男です。

 

いつかお兄ちゃんと二人でいったカフェ。

「俺も今度行きたい!!」と,

ずっとおねだりされていたお店。

 

今もこんなにかわいいのに

3年前の今頃なんて,

もっともっと可愛かったんだろうなぁ。

 

今,子供が生まれて初めて,

「小さいときに戻ってほしい。」と思っています。

 

せめて,

何もかも棒に振っていた3年前まで戻りたい。

もっと愛することができたはず。

 

本当に,悔やむばかりです。

 

 

 

 


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