なんずdays

どんな日々も、未来への素材。

飾らない言葉。

 

先日,夜ご飯が終わってから

次男が突然こんなことを言いました。

 

 

「オレね。ウチが母子家庭になってから

 『残しておく』ことの大切さが分かってきた。」

 

 

最初はあっけにとられて

どういう意味か分からなかったのですが

 

聞いているうちに

 

①我が家の食生活が変わってきた。

次男の「食」に対する意識が変わってきた。

 

ということを言わんとしていることが

わかりました。

  

 

次男は,

食べたいものがあったら,

食べたいだけ食べて

食べ過ぎて,吐く。

 

もちろん,毎回ではありませんが

だいたいそんな性格です。(どんなwww)

 

でも最近は

こっちが片付かなくてイライラするくらい

ゆ〜っくり食べるし

 

以前なら,板チョコを与えると

一気に半分以上食べそうな勢いでしたが

 

最近は

ちょっと良いチョコを

3人でちょっとずつ食べているので

 

そういう生活を送るうちに

 自分で「変わった」と思った。

 

それを言葉にしてみたのかな?

そんな気がしました。

 

 

実際,子供たちと食材の買い出しに行っても

アレコレ欲しがらなくなりました。

 

私に気を遣っているのかな… と

思っていたのですが,

先日,私の母と次男がスーパーに行ったときも

彼は「キムチ買って。」としか言わなかったそうでw

母が驚いていました。

  

 

私はひとり親になって

「みじめ」「はずかしい」「かなしい」

という思いを子供たちがしてしまうのは

ある程度は仕方ない,

と思っているところがあります。

 

開き直っているわけではなくて

どんなにこちらが努力しても

彼らの社会にまでは踏み込めないので。

 

  

ただ

母子家庭になってからの生活が

「よい方向に向かっている」

というニュアンスを含めた言葉を

一番近い家族に言ってもらえて

 

離婚して,就職して,

生きてきたこの毎日を

初めて認めてもらえたような気がして

 

少し誇りに思えて

じわじわと嬉しさがこみ上げてきて

ジーンとしてしまいました。

 

 

婚姻時は

安いものを買いあさり,食べ続け,

どうでもいいものを買って放置。

 

今は

良いものを適量食べ,

高くても長く使えるものを大切に使う。

 

満たされていると

欲求は薄れる。

 

 

自分でそう勝手に解釈して,

まだまだかわいい次男の言葉を

かみしめたいと思います。

 

 

今日は私に

コーヒーを淹れてくれました。

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…体勢w

 

 


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