なんずdays

どんな日々も、未来への素材。

目に見えない課題

ショパンのOp.52(バラード4番)を

 来年秋の発表会に弾きたい。」

 

と思いつつ,

 ピアノに集中して取り組むことができなくて,

 

習っている先生に

メールで弱音を吐きました。

 

「来年弾ける気がしません。でも,

 ここで発表会を棄権してしまったら,

 ピアノがどんどん離れていく気がするので,

 譜読みが比較的簡単で,

 来年の秋までに間に合うような課題をください。」

 

と。

まーホントに情けない。

 

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先生にメールをしたのは金曜日の夜だったのですが,

その翌日(土曜日),子供たちは珍しく各々遊びに行き,

図らずも,私は家に一人になれました。

 

恐る恐る,バラード4番を弾いてみました。

 

久しぶりのショパン

全然弾けません。弾けないけど,

弾いていたらもっともっと弾きたくなって,

練習を始めてから

2時間があっという間にたちました。

 

昨夜の返事を待たぬまま,

すぐ先生にメールしました。

 

「先生,やっぱりバラードヨンバンやります!!」

 

その日の夜,先生から

「どゆことだったの?」みたいなメールが届きました。笑

 

恥ずかしくなって

「新曲が欲しかったんです。でも,やっぱり

 バラード4番やってみます!」

 

と送ったところ,

 

先生も色々なことで本当に忙しく,

来月にはリサイタルもあるのに,

思うように練習が出来ていない,とのこと。

 

練習はできませんが,指を使わず脳内だけで弾き,

 暗譜も不安にならないようにしたいですね!」

 

と,お返事が来ました。

 

・・・これ,

私にも言ってくださってるんだ。

 

いいわけを並べて

その曲から逃げるのは簡単。

でも,まだ時間があるのだから。

 

脳を使うべし。

 

私への課題は「簡単な曲」ではなく,

「頭を使ってピアノを弾くこと」でした。

 

ラッキーなことに,

会場の抽選にモレて,発表会は来年の冬になるそう。

 

あと一年。あと一年ある。

少しずつでも,積み重ねよう。

 

 


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